保育士試験お疲れさまでした。
この記事を見ている方は、見事に保育士試験合格をした方かと思います。
私も保育士試験を合格し、保育士として働いていました。
ただ実際に保育の現場で働いてみると、保育士試験の勉強で得た知識だけでは、対応できないことが多くあります。
自分の準備不足を痛感することになりました。
もちろん実際の保育に役立つこともありますが、保育士試験の勉強は、あくまで試験のための勉強。
今度は実際に保育士として為の準備をしていきましょう!
今回は私の体験の中から、「これをやっておいたほうが良かったな」ということを紹介していきます。
保育士として働く準備:保育雑誌を読んでみる
保育雑誌とは、実際の保育の現場に役立つ情報が掲載されている、保育士の為の雑誌です。
保育雑誌はたくさん種類ありますが、月刊誌が多く、内容も季節に合ったものになっています。
初めて保育士として働くなら、まず保育雑誌を読んでみることをおすすめします。
試験勉強では得られない、現場で役立つ情報が多く、現場の仕事がイメージしやすくなると思います。
簡単な遊びや、こども・保護者への接し方など、『使えるテクニック』も掲載されています。
実際に保育士として働きだしてからも、保育雑誌に助けてもらう場面は多くあります。
季節によって必要な情報も変わってくるので、とりあえず1年間は購読するのがいいでしょう。
恥ずかしながら、私は保育士として働きだしてから保育雑誌の存在を知りました。
先輩保育士に、「とりあえずPriPri(人気保育雑誌)でも買って勉強しなさい」と言われたことを、よく覚えています(笑)
保育士として働く準備:保育書類作成に関する書籍
保育士の業務には、書類作成が多くあります。
年間指導計画・月間指導計画・週間指導計画・保育日誌など、かなりの量です。
それに加えて、連絡帳の記入もあります。
慣れてくれば何とかなるものですが、はじめのうちは、この保育書類作成に苦しめられることになると思います。
これらの保育書類作成についての書籍を事前に購入して、書き方について学んでおくことも考えておいた方がいいでしょう。
指導計画書はもちろんですが、連絡帳の記入についての書籍も発売されています。
こういった書類は、園によって書き方が異なりますが、「どういったことを書けばいいのか」という参考になるので、買っておいて損はないと思います。
保育士として働く準備:手遊びを覚えておく
『手遊び』は保育園でこどもたちと接する上で、必須のテクニックと言っても過言ではありません。
手遊びをすることで、こどもたちの注目を集めることは、とても重要なことです。
注目を集めることで、こどもたちが集中した状態で話をすることもできますし、次の活動にも移りやすくなります。
要はクラスをまとめる時に、大いに役立つのです。
保育園で働く前に、簡単なものを2,3つ覚えておきましょう。
ここでもオススメの手遊びをいくつか紹介しておきます。
「グーチョキパーでなにつくろう」は、簡単な手遊びですが、グーチョキパーの組み合わせで様々なパターンを作れるのが◎。
同じ手遊びばかりだと、こどもたちも飽きてしまいますが、パターンを変えながら楽しませることができます。
1歳児くらいのこどもでも真似しやすいので、幅広く使える手遊びです。
「とんとんとんとんアンパンマン」は、こどもたちに絶大な人気を誇るアンパンマンの手遊びです。
こどもたちは、ほぼ例外なくアンパンマンが好きです。
何故かは分かりませんが、本当にアンパンマンが好きなんです。
そのアンパンマンの手遊びということで、こどもたちの注目度も自然とアップします!
簡単な手遊びなので、是非覚えておきましょう。
「はじまるよ」は、その題名どおり、何かを始める際に有効な手遊びです。
こどもたちと遊びつつ注目を集め、最後には「手はお膝」と、話を聞く態勢を作ることができます。
非常に使い勝手の良い手遊びです。
保育士として働く準備:簡単な絵を描けるようにしておく
保育士試験で「造形」を選択した方もいるかと思います。
保育士試験のお題は「人物」が中心ですが、他にも簡単な絵を描けるようにしておくと様々な場面で役に立ちます。
「動物」「花」「乗り物」「アンパンマン」などが描けると、こどもたちも喜びます。
もちろん最初は何か見本を見ながらでも大丈夫です。
保育雑誌にもイラストが載っているので、真似して描いてみるといいでしょう。
まとめ
保育士試験に合格して保育士として働く人は、いきなり現場の仕事をすることになる人が多いと思います。
園によって環境もやり方も違うので、「これをやっておけば間違いない!」ということは言えませんが、保育士としての仕事の根幹は、どの園でも違いはありません。
今回紹介したようなことは、どの園でも役に立つでしょう。
初めての保育の現場は、戸惑うこともあるかもしれませんが、前もって勉強できることもあります。
実際に保育園で働く前に、しっかりと準備をして、素敵な先生を目指しましょう!!