足の裏などにできる「魚の目」(鶏眼)。
場合によっては、かなりの痛みを伴うこともあります。
専門医にかかることが一番ではありますが、
なかなか時間が取れない人も多いかと思います。
そこで今回は「自分で出来る魚の目ケア」の方法を紹介します。
魚の目が痛む原因
魚の目とは、圧迫された皮膚の角質が硬くなり、厚くなった角質が体内に入り込んでしまっている状態。
この角質は先が尖った形状になっていて、中央部に白い芯ができます。
これが大きくなってくると、痛みが生じてくるわけですが、
魚の目による痛みを和らげるには、この角質をケアする必要があります。
自分で出来る魚の目ケア
きろぐ管理人は魚の目ができやすく、自分でケアし続けております。
色々試した中で、オススメのケア方法を紹介します。
魚の目・角質削り
「とりあえず痛みを和らげたい!」という人にオススメなのが、「魚の目・角質削り」です。
硬くなった角質を削る商品です。
木材を削る「かんな」のように、角質を削っていきます。
この方法の良いところは、痛みに対して「即効性」があるという事です。
角質を削ることで、魚の目が小さくなり、痛みが和らぎます。
ケアする時間は、5分もかかりません。
皮膚に刃物を当てるので、怖い印象を持つ人もいるかもしれませんが、
硬くなった角質を削るだけなので、特に痛みもありません。
手軽に痛みを和らげるには、1番の方法ではないでしょうか。
この方法では、魚の目の「芯」の部分を完全に除去するのは難しく、角質が再生して痛みが再発します。
ただ週に1回ほどケアすれば、ひどい痛みに悩まされることは、なくなるでしょう。
魚の目を治す、というよりは「痛みに対するケア」といった方法です。
「魚の目・角質削り」によるケアの特徴
角質を直接削るので、痛みに対して即効性がある。
魚の目の芯を除去するのは難しい。
スピール膏
スピール膏とは、「角質を柔らかくして、魚の目を除去する成分が含まれた絆創膏」のようなものです。
魚の目の原因となっている角質を除去するためのものなので、上手くいけば完治することができます。
患部を保護するパッドが付いているものもあり、痛みを緩和しつつ、魚の目を除去することができます。
薬局で販売されていることも多く、手軽に手に入ります。
ただ問題もあります。
まず魚の目を完全に除去するまで時間がかかる、という点。
次にスピール膏が剥がれてしまうことがある、という点です。
スピール膏での魚の目治療は、数日~数週間かかります。
根気よく張り続ける必要があります。
その間、安静にしていられれば良いのですが、そうもいきません。
日常生活のなかで、スピール膏が剥がれたり、ずれたりしてしまうこともあります。
上記のようなデメリットはあるものの、「時間はかかっても、魚の目を完治させたい!」という人は、スピール膏による処置を試してみましょう。
また、魚の目・角質削りを使用してから、スピール膏による処置をする、というやり方も効果的です。
スピール膏によるケアの特徴
上手く使用すれば、魚の目を完全に除去できる。
完治までは時間がかかる。
日常生活の中で、スピール膏が剥がれたり、ずれたりしてしまうこともある。
魚の目ができる原因
除去できたとしても、魚の目は再発してしまうことがあります。
魚の目ができてしまう原因は、「サイズの合わない靴」にあることが多いのだとか。
靴のサイズが大きくても、小さくても、魚の目ができやすくなってしまうそうです。
魚の目の再発を防ぐためには、まず自分に合った靴のサイズを再確認してみましょう。
また、ヒールの高い靴をよく履く女性も、魚の目ができてしまう事が多いようです。
まとめ
自分で出来る魚の目ケアを紹介しました。
魚の目は、酷くなると歩くのもつらくなるほどの痛みに悩まされます。
痛みが酷くなる前に、病院に行くか、自分でケアをするのが良いでしょう。
今回紹介した方法で、あなたの魚の目の痛みが少しでも軽減されれば嬉しく思います。