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Recotte Studio(レコッテスタジオ)でボイスロイド実況をカンタン編集

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YouTubeやニコニコ動画で多く見かける『ボイスロイド実況』。

出来の良い、面白い動画がたくさんありますので、

そういったボイスロイド実況を見て『自分も作ってみたい!』と

思ったことがある人も多いのではないでしょうか。

 

そのボイスロイド実況をカンタンに作成するための動画編集ソフト『Recotte Studio(レコッテスタジオ)』が2020年の9月に発売されました。

動画編集に興味のあった管理人が、『Recotte Studio(レコッテスタジオ)』を実際に使ってみました。

 

Recotte Studio(レコッテスタジオ)なら初心者にもボイスロイド実況を作れる

 

実を言いますと、きろぐ管理人は10年近く前にニコニコ動画に動画を数本投稿したことがあります

その動画は実況動画でもボイスロイド実況でもなく、字幕プレイ動画でした。

ボイスロイド実況よりも編集がラクな字幕プレイ動画ですが、

それでも編集には苦労しました。

 

当時は『AviUtl』というフリーの動画編集ソフトを使っていました。

『AviUtl』は今でも使われている素晴らしい動画編集ソフトですが、プラグインの導入など、初心者には調べること・覚えることが多く、少しハードルが高い印象でした。

さらにボイスロイド実況(ゆっくり実況も含む)を無料で作ろうとすると、『ゆっくりムービーメーカー』を導入する必要もあります。

 

AviUtlは無料という大きなメリットがある反面、自分で調べることが多くなり、そちらに時間を取られてしまいます。

 

さて、今回『Recotte Studio(レコッテスタジオ)』を使って、およそ10年振りの動画編集にチャレンジしてみました。

有料のソフトということもありますが、当時『AviUtl』を使って動画編集したときよりも、かなり簡単に感じます。

もちろん調べることやおぼえることもありますが、パソコンをよく利用する人なら割と直感的に操作できるのではないでしょうか。

 

ここで簡単な使い方を説明すると、↓こんな感じです。

  1. 素材となる動画を用意し、その動画にテキストのコメントを挿入していく。
  2. 『Recotte Studio(レコッテスタジオ)』に連携させたボイスロイドで音声データを作成し、動画に音声を同期させる。

細かい操作は他にもありますが、やっていることはほとんどこれだけです。

 

この操作もカンタンにできるように作られているため、

はじめてボイスロイド実況を作ろうとする人にも『Recotte Studio(レコッテスタジオ)』はオススメです。

キャラクターの口パクや目パチは自動で行われるのは便利です。

 

Recotte Studio(レコッテスタジオ)ならテキストの挿入や音声データの作成をかなり簡略化できます。

 

 

きろぐ管理人がRecotte Studio(レコッテスタジオ)を購入して、1日で作った動画がこちらです。↓

 

あまり凝った作りではないので公開するのが恥ずかしいのですが、購入して1日でもボイスロイド実況が作れます。

 

Recotte Studio(レコッテスタジオ)は有料のソフトですが、

カンタンな操作で高品質なボイスロイド実況動画が作成できるのは大きなメリット

予算があるならRecotte Studio(レコッテスタジオ)を購入するほうが、ゆっくりムービーメーカーを使用するよりも時間の節約になると思います。

 

Recotte Studio(レコッテスタジオ)でボイスロイド実況を作るのに必要なもの

 

Recotte Studio(レコッテスタジオ)は動画編集ソフトであり、これだけではボイスロイド実況は完成しません。

ボイスロイド実況を作るのに必要なものは、主に2つ。

  • 素材となる動画・キャプチャ環境
  • 音声読み上げソフト

 

まず素材となる動画がなければ、ボイスロイド実況を作成することはできません。

ゲームをプレイしている動画をパソコンに保存できる環境を整えましょう。

Recotte Studio(レコッテスタジオ)にはPCの画面を動画として録画する機能がついています。

あとはゲーム画面をPCに取り込む方法があれば、キャプチャ環境は整います。

PCゲームであれば、Recotte Studio(レコッテスタジオ)だけでもOKです。

 

 

またRecotte Studio(レコッテスタジオ)には、音声読み上げ機能はありません。

動画内のキャラクターに話してもらうには、『音声読み上げソフト』が必要になります。

これは『SofTalk』など無料ソフトでもOKです。

Recotte Studio(レコッテスタジオ)には『VOICEROID2』シリーズとの連携機能があります

この連携機能はかなり便利です。

Recotte Studio(レコッテスタジオ)での編集がラクになるので、予算的に問題ないなら『VOICEROID2』をオススメします。

 

ただ、実況動画に使用したいキャラクターがいる場合には、そのキャラクターのボイスが使用できるソフトを選べば良いでしょう。

Recotte Studio(レコッテスタジオ)と連携機能があるのは、『VOICEROID2』だけです。

他のシリーズでは連携機能は利用できませんので、注意しましょう。

Recotte Studio(レコッテスタジオ)で連携機能を使えるのは、『VOICEROID2』『CeVIO AI』『CeVIO』です。

他のソフトも『ユーザー定義音声連携の設定』機能が追加されたことによって、連携が可能となりました。

 

Recotte Studio(レコッテスタジオ)の基本的な使い方

Recotte Studio(レコッテスタジオ)でボイスロイド実況が作れるのは、ご存知の通りです。

ただ動画編集をしたことがない人にとっては、どのような作業をするのかイメージがしづらいと思います。

ここではRecotte Studio(レコッテスタジオ)の使い、ボイスロイド実況を作る方法をざっくりと解説していきます。

カンタンな流れを説明すると、

  1. 新規プロジェクトを作成する
  2. 動画の不要な部分をカットする
  3. 動画にキャラクターのセリフ(字幕)を挿入する
  4. セリフの音声ファイルを作成し、コメント字幕と同期させる
  5. 動画を出力する

といった流れになります。

 

Recotte Studio(レコッテスタジオ)をどのように使えばいいのか、どんな流れで編集していくのか、少しでも参考になればと思います。

 

新規プロジェクトを作成する

まずRecotte Studio(レコッテスタジオ)を起動します。

すると『スタートガイド』が表示されます。

ここで基本的な使い方を確認することができます。

スタートガイドはいつでも呼び出すことができるので、操作法が分からなくなったら、呼び出して確認しましょう。

 

『スタートガイド』を閉じると、メニュー画面が表示されます。

ここから新規プロジェクトを作成します。

 

新規プロジェクトを作成する際に、『実況動画』『掛け合い実況動画』を選ぶことができます。

この段階でどんな動画を作るのかを決めることで、後の編集がカンタンになります。

また画面キャプチャ機能を使う場合はここで選択します。

 

動画の種類を決定すると、次の画面が表示されます。

ここで動画のサイズや画質、使用するキャラクターを決定していきます。

既定のものから選ぶだけなので、難しいことはありません。

動画サイズなど、こだわりがある場合には、細かく指定することもできます。

 

『OK』をクリックすると、新規プロジェクトが作成されます。

 

動画の不要な部分をカットする

視聴者にとって見やすい動画をつくるのに、カット作業は必要不可欠です。

Recotte Studio(レコッテスタジオ)では、カットも簡単に行うことができます。

 

具体的には『動画を分割し、要らない部分を削除していく』という流れで、カットを行っていきます。

 

Recotte Studio(レコッテスタジオ)の下のほうにある『タイムライン』から、カットしたい場面に移動します。

『タイムライン』とは動画サイトの『シークバー』のようなものだと思ってください。

カットを開始したい場面に移動し、『分割』します。

カットを終了したい場面でもう一度『分割』。

これで、要らない場面が分割され、ひとまとめになりました。

 

この要らない部分を右クリックすると、『削除』『削除して間をつめる』という項目があります。

これをクリックすると、要らない部分が削除されます。

『削除して間をつめる』の場合は、要らない部分がカットされると同時に、

カットした部分の前と後ろの場面が自動的に繋がります。

 

このカット作業は、やり方さえ分かれば、とてもカンタンに行うことができます。

また時間もかかりません。

ゲームのロード画面など、不要な部分はどんどんカットして、見やすい動画を目指したいところです。

 

動画上にコメント(セリフ)を挿入する

ボイスロイド実況では、動画上にコメント字幕を多く挿入していきます。

多くの動画でキャラクターのセリフが字幕になっていますよね。

 

このコメントもタイムライン上に入れていくことになりますが、

こちらもやり方は非常に簡単です。

 

タイムラインの話者レイヤーをダブルクリックすると、コメント入力のボックスが表示されます。

ここにテキストを入力するだけです。

 

文字の装飾も多く用意されていますので、動画の雰囲気に合わせたテロップを表示することができます。

 

ボイスロイド実況では、コメント字幕を多用することになります。

その意味では、この作業が最も時間のかかる部分ではないでしょうか。

その時間がかかる作業を簡単な操作で行えるというのは、とても評価のできる点だと思います。

音声ファイルを作成し、コメント(セリフ)に合わせて配置する

Recotte Studio(レコッテスタジオ)にはセリフを読み上げる機能はついていませんので、他の読み上げソフトを使って音声ファイルを作成します。

その音声ファイルをセリフの字幕に合わせて再生されるように配置していきます。

 

読み上げソフトはフリーソフトも含めて、いくつか存在します。

その中でもRecotte Studio(レコッテスタジオ)と連携できる『VOICEROID2』を使ってみました。

 

『VOICEROID2』を連携させると、セリフ関連の作業が非常に楽になります。

まず話者(キャラクター)のタイムライン上で右クリックメニューを開きます。

すると『ボイスロイドと連携』という項目があるのでクリック。

VOICEROID2の保存先と同じフォルダを選択します。

その後『VOICEROID2』が自動的に起動されますので、作成したセリフのテキストを貼り付けます。

『ボイスロイドと連携』をクリックして時点で、クリップボードにコピーされているため、そのまま張り付けるだけでOKです。

このテキストを『VOICEROID2』側で保存します。

 

Recotte Studio(レコッテスタジオ)に戻ると、話者のタイムラインに↓のようなアイコンが表示されています。

カーソルを合わせると『音声リンクを更新します』と表示されます。

このアイコンをクリックしてみましょう。

すると、自動的に『VOICEROID2』で作成した音声ファイルが配置されます。

 

文章で書くと少し長く感じますが、かなり快適にセリフに音声を当てられます。この連携機能は本当に便利です!

 

動画を出力する

編集が終わったら、動画を出力します。

Recotte Studio(レコッテスタジオ)では、あらかじめ設定されたプリセットの中から、画質を選んで動画を出力できます。

新しいプロジェクト作成開始時に画質の設定を選ぶことになります。

画質を高く設定すれば、YouTubeなどにも高画質で投稿できます。

 

画質の設定は後から変更することも可能です。

 

画質の設定は、選ぶだけなので簡単です。YouTubeに投稿する場合、特にこだわりがなければ、『フルHD16:9』を選んでおけば問題ないと思います。

 

Recotte Studio(レコッテスタジオ)をお得に購入する方法

ここではRecotte Studio(レコッテスタジオ)を最安値で購入する方法について解説していきます。

まず知っておいてほしいことは、Recotte Studio(レコッテスタジオ)には、いくつか種類があるということです。

  • パッケージ版
  • ナレーションパック(VOICEROID2のダウンロードコード付き)
  • ガイドブック付き
  • ダウンロード版

 

この中で一番安く購入できるのは、ダウンロード版です。

すでにVOICEROID2を持っている、あるいは他の読み上げソフトを使う予定、という場合はダウンロード版を購入すれば良いでしょう。

ダウンロード版は公式サイトの他にも、Amazonや楽天でも購入することができます。

価格は調査時点で横並びでしたので、いつも使用しているサイトで購入して問題ないでしょう。

 

 

Recotte Studio(レコッテスタジオ)と同時にVOICEROID2の購入を検討しているなら、ナレーションパックの購入がオススメです。

ナレーションパックはレコッテスタジオとボイスロイドのセット商品で、セットということで割引価格になっています。

調査時点では、どこかが激安で販売しているということもありませんでしたので、使い慣れたサイトで購入するのが良いと思います。

 

 

 

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